日本オーガニック株式会社

数字で見る土壌と肥料 【肥料編】

保証票の見かた

【保証成分量とは】

「肥料の品質の確保等に関する法律」により、肥料(正確には「普通肥料」)には保証票を添付しなければならないとされています。

保証票には「保証成分量」という数値が記載されており、これは「普通肥料につき、それが含有しているものとして保証する主成分の最小量を百分比で表したもの」(法第二条)と定義されています。

例)重量が20kgの肥料の保証票に「保証成分量 アンモニア性窒素 21.0」と記載されている場合

肥料に含まれる成分量=20kg×0.21=4.2kg

保証成分量とは

【保証成分の種類】

肥料の保証成分には、以下の種類があります。
なお、以下は普通肥料の公定規格によって定められたものであり、特殊肥料を含む肥料(特殊肥料等入り指定混合肥料など)には、その他の成分も定められています。

  • 窒素全量、アンモニア性窒素、硝酸性窒素
  • りん酸全量、可溶性りん酸、く溶性りん酸、水溶性りん酸
  • 加里全量、く溶性加里、水溶性加里
  • アルカリ分
  • 可溶性石灰、く溶性石灰、水溶性石灰
  • 可溶性けい酸、水溶性けい酸
  • 可溶性苦土、く溶性苦土、水溶性苦土
  • 可溶性マンガン、く溶性マンガン、水溶性マンガン
  • く溶性ほう素、水溶性ほう素
  • 可溶性硫黄
保証成分の種類